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私的日常


(自称)非凡なる私の平凡な日常
by mioworld
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あれから一年

忘れもしないちょうど一年前、私と妹はNew Zealandの空港にいた。

私が勤務していた学校にALT(Assistant Language Teacher)として
彼女が赴任してきたのが、NZを深く知ることになる出会いのキッカケ。
辞書と格闘しつつ、彼女と会話を交わすようになり、徐々に意気投合!
週末には出かけたり、彼女の家に泊まったり、海外へ旅行したり、彼女の子供達も
一緒に仲になっていった。
私達は、職場でもよく一緒の時間を共有し、言葉は違えど親友といえる関係になれた。
契約期間が終了し彼女が帰国する前には、日本での思い出に、と着物で記念写真を撮りにも行った。

彼女が帰国してからは、私がNZへ遊びに行くための費用を作るのに必死で仕事。
滞在資金もでき、チケットも取れて、後は出発するだけ!とトントン拍子には行かず、
彼に別れを突きつけられちゃったりもした(彼に折れてもらって解決)。
でも、ホントの問題はこれからだったなんて・・・

少しでも安く行こうと、シンガポール乗り継ぎの便を選択し、一日がかりで
NZのクライストチャーチ空港へ到着。
到着ロビーで、涙でHUGの再会かなぁ、なんて思っていたら迎えに来てるはずの彼女の姿がどこにもない!?
大荷物を抱えて、英語の全く出来ない妹と二人きり、こんな心細いことは無かった・・・

とりあえず自分達で移動できるところまで移動しちゃおう!という無鉄砲な思いつきで
空港からバスで中心部へ。
彼女の住んでる所はかなり郊外で、手前の街までしかバスは出ていないことが判明。
そこまで行って、彼女を待つことにしてメッセージを残すも連絡取れず。
どんどん不安な時間だけが過ぎる。
業を煮やし、近くのお店で安いホテルを教えてもらおうと聞き込み開始。
たまたま入った花屋さんで運命の出会いが!!
母と同年代のJanetさん、「この近くには安いホテルは無いから我が家へ泊まりなさい」と
なんとも太っ腹な発言!
勿論警戒もしたし遠慮もしたけど、もう自分達ではどうにもならなくて、好意に甘えることに。
閉店の片づけを手伝い、友人にメッセージを残し、いざJanet宅へ。

大工をしている息子さんが建ててくれたという家は素敵で、まさに海外ドラマに出てくるような外国の家!
庭の芝生も綺麗だけど、さすがガーデンシティといわれるだけあって、どのお宅も色とりどりの花で溢れてる!
夕食は白ワインとPizzaと海苔巻き! 斬新な組み合わせ(笑)
私達に気を使ってくれたのかと思いきや、普段からお寿司や海苔巻きは食べてるとのこと。
確かに、どこのショッピングセンターに行ってもお寿司屋さんはあったなぁ。
食後は、腹ごなしに近隣のガーデンニングとクリスマスライトアップを見て回る。
帰宅したらニコニコ笑顔が可愛い旦那さんが帰宅していて、これまた歓迎してくれた。
すっかりくつろいでいたけど、友人に電話をもう一度しようと思い、かけてみた。

「MIO!? ○★〒*#%¥☆◎!!!」
当然だけど、彼女は私達と空港で会えなかったことにパニックで、知り合いや案内所等に
連絡して探し回っていたとのこと。
自分の軽はずみな行動に深く反省・・・
夜も遅いということで、結局Janet宅でお世話になったNZ初日(笑)

翌日には、一日遅れで場所も空港じゃなくなったけど、Big Hugで再会を喜んだ。
ミッチリとお説教もされたけど・・・

こんな波乱の幕開けのNZ滞在が、もう一年前の出来事になるなんて、
ホントに月日の経つのは早い。
全然成長の痕が見られないけど(爆)
by mioworld | 2004-12-13 17:39 | TRAVEL
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